仮面ライダーガッチャード妄想二次創作物語 「年越しの三姉妹 – アトロポスの恋」(前編)

突然ですが仮面ライダーガッチャードの
「冥黒の三姉妹」のストーリーを思いついたので書いてみました!

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注意-当作は公開情報から考えた完全な素人妄想二次創作物語であり
厳密でも正確でも資料性もありません

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とある大晦日の夜
多くの参拝客で賑わう人気のある神社周辺
初詣直前で正門は閉まっており、
多くの参拝客が行列を作り待ち構えていた。

その様子見下ろす社の上に団子を頬張るラケシスと
牛串を齧るクロトーが居た。

ラケシスは数本目の牛串を食べるクロトーを
大食いとからかうがクロトーは
「あたしゃ団子じゃ力が出ねぇ。やっぱ肉だよ肉!
それに年に一度とは言え、これぐらいの楽しみが無いとな」と
見下ろしながら呟く。

その目線の先にはとある男女の姿があった。
男性は冴えない感じだが好青年、
女性は二十代後半でとても美しかったが、
ただ初詣にしては地味で薄着(長袖ではある)と言う印象
とは言え2人は楽しげに境内を歩き
他の参拝客や参警備員も見惚れるか、
気にしてしまうぐらいに輝いていた。

そして本殿への参拝者の列には並ばずに
周辺をウロウロと散策していた。

そして女性の方が本殿裏にある小さくて
人気の無い社の前でふと立ち止まり
急に「ここがいい」と言った。

「ここなら人が居ないから神様に
私達のお願いが届きやすいと思うの」

「そうか、うん、そうだね」と言う
「その個性的な君が素敵だよ」
と思いながら彼は出逢った時の事を思い出していた。

あれは去年の雪の大晦日の夜だった。
あの時の僕は人生に行き詰まって途方に暮れていて、
この先このまま生きていくべきかどうか悩んでいた。

そんな時君が現れた。

彼の目の前に急に少女が(アトロポスの姿で) 出現し
よろよろと倒れた。

そして倒れた瞬間、且つまばたきをした瞬間に
その姿は大人の姿になって雪の上に横たわっていた。
服装も違う。目の錯覚かと思いながらも急いで
近寄るって声を掛けようとした瞬間、
突然叫びながら起き上がった女性に押し倒され
胸ぐらを掴まれて殴られそうになるがハッと気づいてやめた
青年はびっくりしながらも心配して声を掛ける
「ちょ、ちょっと待って、な 何もしないから、落ち着いて、落ち着いて・・」
さっきまでアトロポスだった女性は青年を睨んでいた

その時間はほんの数秒だった筈だが、
とても長く感じられたと同時に、
怖くもあるその表情はとても魅力的に見えた

その時不意にお腹が鳴った、それもかなり大きく。
もちろん青年の胃袋では無い。

気まずい空気と沈黙の中、
遠くから除夜の鐘が聞こえてきて青年は我に帰った。

そして覚悟を決めた青年は恐る恐る言った
「あ、あのさ、奢るから一緒に食べない?」

二人は屋台を巡り彼女が欲しがる物を片っ端から
買ってゆく。たこ焼き、じゃがバター、イカ焼き・・等々
そして神社裏の公園のベンチに二人は座った。

「凄く買っちゃったね、食べられなかったら僕が食べ・・」と
言いかけたらいつの間にか既に食べ終わっていて、
イカ焼きの串を舐めているところだった。

女性は「はー!一息ついた〜」と言うと
今度は急に彼にもたれてきた!と思う間も無く
スヤスヤと寝てしまった。

安心して寝息をたてる彼女に彼は慎重に苦労しながらコートをかける。
寒いけどあたたかな満足感を感じながら彼は気づいた
これは猫に乗られて動けなくなった状態!と

その状況を驚愕しながら物陰から見守る
クロトーとラケシス。

(後編に続く)

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